そのだ家庭保育室は、保護者が就労や病気・介護などで昼間保育ができない場合、保護者に変わって家庭的な雰囲気の中で保育する事業です。
保育者の居宅で行われる家庭的な保育で、小規模な異年齢保育です。保育対象年齢は、0~2歳児。家庭的保育者が保育補助者と共に、5人までのお子さんを愛情持って保育します。
子ども一人一人の成長・個性等に合わせた、きめ細やかで応答的な保育が特徴です。子ども達は、きょうだいの様に刺激し合い、のびのびと育ち合います。
受託児童数が少ないので保育者との関わりが深く、「愛着」「基本的信頼感」が付きやすいのも特徴です愛着や基本的信頼感が育まれると、自尊感情や自己肯定感等の非認知能力も育まれます。人との信頼関係を結び自己肯定感をつけたい乳幼児期に、適する保育です。
☆家庭的な環境での
異年齢保育
安全に配慮された、楽しい固定遊具のある保育室で、異年齢の子ども達がきょうだいの様に育ち合います。
大きい子にあこがれて真似っこをしたり、小さい子をかわいがりながら、社会性なども育みます。家庭的なくつろげる環境なので、新入室児もすぐに馴染み、落ち着きます。
☆少人数を対象とする
きめ細やかな保育
定員が少ないので(5人)、一人一人の発達の状況や個性、興味や関心、体質・体調などにきめ細やかに対応でき、配慮が行き届く保育です。
保護者と共に子どもの1日の生活を把握し合い、それを視野に入れた保育が可能です。
☆いつも同じ保育者が
対応します
1日を通して同じ保育者 (家庭的保育者)が補助者と共に愛情を持って保育しますので、「愛着関係」や「基本的信頼感」が形成されやすく、乳幼児期に適すると言われています。
愛着は、子どもが特定の他者に持つ情愛的な絆の事です。愛着の形成は、他者に対する基本的信頼感を育み、心の発達や社会性の発達に影響すると言われています。
また、1日を通して同じ保育者が保育しますので、お子さんの発達面や体調、情緒の変化に気付きやすく、発達を促す活動を取り入れたり、 病気の予防などの対策も取りやすい保育です。
☆連携
5つの園と、保育内容支援や卒業時進級先の確保(優先入所)等の連携をしています。
連携先
また、近隣の家庭的保育室とも、交流を持っています。
☆計画に基づいた保育=様々な体験
年や月・日の計画を立て、多くの豊かな体験ができる様に計画に 基づいた保育をします。バラエティー豊富に、様々な楽しい体験を誘います。
五感で感じ心を震わす様な体験は、「生きる力」の基礎となります。
お子さんの発達の状況、体調、体質、機嫌、興味等に柔軟に対応しながら、日々を楽しく充実させ、より健やかに育つよう考えます。
☆自園調理による給食
日々の給食を大切に考えます。
幼い頃より豊かな食の体験を重ねていく事で、「食を営む力の基礎」を育みます。お腹がすくリズムを作り、楽しい雰囲気の中友達と一緒に食べる事により、食事を楽む食習慣を身に付けます。
食事のメニューにつきましては、変化に富み、健全な成長に必要な栄養素をバランスよく含み、子どもの身体的状況 (年齢・発達・アレルギー等)に応じた物を考えます。
自園で考えたバラエティー豊かなメニューを、自園の調理スペースで作っています。添加物や産地に配慮した安全で美味しい給食です。
調理スペースが保育室内にある事で、音や匂い等で五感も刺激されます。調理職員との会話を通して、食材や調理法を知ったり、挨拶や感謝の気持ちも育む機会となります。